見上げた空に
ご近所に、盛大に咲き誇る山茶花の木があります。
塀ぎわに植えられた木は、道へとあふれ出して花を咲かせています。
撮影者の腕がヘボなのでわかりづらいですが、これ、あおりで撮っているんです。
つまり、この花は頭上で咲いているんですね。
私は山茶花というと垣根のイメージが強くて、こんなに大きな木になるとは知らず、初めて見たときはとてもビックリしました。
見上げると、濃いピンクの花が青い空をバックに咲いている様子が、なんとも綺麗です。
真ん中に見える柱は、街灯です。
夜にはライトアップされたようになって、また違った印象になります。
こういう光の色の移ろいを伝えるにはどんな言葉がいいのかな~などと考えるのは、表現の訓練になりますね。
今度の話では、「光」は大事な要素になる予定で、日本的ではない景色が舞台になることもあって、情景描写にも力を入れたいと思っているのです。